コードより先にやることがあった。非エンジニアの50代が作った設計書4つの秘宝

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「コードを書く前に、まず設計書を作りましょう」Claudeにそう言われたとき、正直「え、設計書って何?」ってなった。プログラマーが使う難しい書類のイメージしかなかった。でもやってみたら、これが全部の土台やった。

設計書がないとどうなるか

たとえばやで、「おいしいものを作って」って料理人に頼むとする。何人前か、誰が食べるか、予算はいくらか——何も言わんかったら困るやろ。いくら腕のいい料理人でも、情報がなければ動けない。Claude Codeも一緒。「アプリを作って」だけでは動けない。「何を作るか」「どう動くか」「何を使うか」が書いてあってはじめて、AIは全力で動いてくれる。設計書は、AIへの「オーダー書」やねん。

設計書・計画のイメージ

秘宝その1:シナリオ書(使い方の台本)

「このアプリ、誰がどんな場面でどう使うか?」を物語形式で書いたもの。「ブログ記事を書きたいとき、テーマを入力する。すると受付画面が出て、記事の種類を選ぶ。選んだらAIが自動でリサーチを始めて……」みたいな流れを全部書き出す。

これがあると「このアプリにそもそも何が必要か」がはっきりする。Claudeに「こういう使い方をするアプリを作って」と見せると、勝手に細かい機能まで考えてくれるようになった。

シナリオ・ストーリーボードのイメージ

秘宝その2:受件定義書(「何を作るか」の仕様書)

「何をしてほしいか」を機能ごとに整理した書類。シナリオ書が「物語」やとしたら、受件定義書は「機能リスト」や。セキュリティ要件・性能・対応ファイル形式・ユーザー権限……みたいなことを書き出す。

最初は「そんなんわかれへん」と思ってた。でもClaudeに「こういうアプリを作るとき、どんな機能が必要ですか?」と聞いたら全部提案してくれた。AIに相談しながら、自分では思いつかんかった機能を10個以上引き出せた。(※ 受件定義書:「何を作るか」を整理した文書。要件定義書とも言う)

秘宝その3:アーキテクチャ設計書(技術スタックの地図)

「どんな技術を組み合わせて作るか」を書いたもの。フロントエンド(※ユーザーが見る画面部分)はReact、バックエンド(※裏側の処理部分)はNode.js、データベース(※データを保存する仕組み)はSQLite……みたいな構成を先に決めておく。

これを決めておくと、Claudeが途中で「やっぱりこっちの方がいいかも」と迷わなくなる。「せっかちなAIに地図を渡す」みたいなイメージ。

技術構成図・設計のイメージ

秘宝その4:環境設定書(道具と準備の一覧)

GitHubのアカウント情報、APIキー(※サービスを使うための鍵のようなもの)の管理方法、使うツールの一覧……「作業を始める前に必要なもの」をまとめた書類。これを先に作ることで、作業中に「あれ、これどこに書いたっけ」ってならなくなる。

Claudeに「こういうアプリを作るとき、事前に何を準備すればいいですか?」って聞いたら全部教えてくれた。

チェックリスト・環境準備のイメージ

4つ揃ったら何が変わったか

この4つの設計書を作ったあとにClaude Codeに渡したら、動きが全然違った。指示の解釈がズレない。「言った通りにできてない」みたいなすれ違いがほぼなくなった。

設計書なしでコードを書かせると、Claudeは「多分こうやろ」って推測しながら動く。でも設計書があると「これに従って動けばいい」ってなる。作業の精度が段違いに上がる。

コードは書けなくてもいい。でも「何を作りたいか」を言語化する力は絶対に必要。50代のIT素人でも、ここさえちゃんとやれば、Claudeは全力で動いてくれる。次の記事では、いよいよClaude Codeを実際に起動して、アプリが動き始めた話を書きます。

完成した設計書一覧のイメージ

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