前回の記事でアプリができた話を書きました。あの記事の続きです。
できたアプリを触っていたら、「あれ?ここ動かへんな」という部分が出てきたんです。ボタンを押しても反応しない場面があったり、画面のレイアウトが崩れてたり。「直さなアカンな」と思って、ターミナルを見たら英語のメッセージがずらーっと並んでいる。
「TypeError」「ReferenceError」「Cannot read property ‘undefined’」……意味、一個もわかりません。
英語やし専門用語やし、これを読み解く気力が一切わかない。「もうここで終わりか……」と思いました。正直。

デバッグって何なん?
ちょっと補足しておきます。
デバッグ(debug)=プログラムのバグ(不具合)を見つけて直す作業のことです。「バグ」という言葉はよく聞くと思いますが、昔コンピュータの中に虫(bug)が入り込んで誤作動したことが語源という説がある。今では「プログラムの間違い」全般をバグと呼びます。
このデバッグ作業が、プログラマーの仕事の中でかなりの時間を占めるらしい。コードを書くより、エラーを直す時間の方が長いこともあるとか。私みたいなITど素人にとって、「エラーを読んで原因を特定する」というのが一番のハードルやったんです。

やったこと:「動かへん」と伝えただけ
どうしたか。そのままClaude Codeに言いました。
「ボタンを押しても反応しない部分があります。動いていないみたいです」
これだけです。説明なし。エラーコードの読み解きなし。ただ「動いていない」という事実を伝えた。
そしたらClaude Codeが……「わかりました、確認します」と言って、ファイルを開いて、コードを読んで、問題を見つけて、修正して、保存する……という作業を自分でやり始めた。私は何もしていない。
数分後「修正しました。〇〇の部分に問題がありました」と報告が来ました。確認したら、ちゃんと動くようになってた。「えっ、それだけでええの?」という感じでした。

エラーを自分で読まなくていいという衝撃
これ、プログラミングを勉強したことがある人には伝わりにくいかもしれないんですが。ITど素人にとって「エラーを読む」というのは、まじで高い壁なんです。
英語で書いてある。専門用語だらけ。どのファイルのどの行に問題があるのかはわかっても、なぜそうなっているのかが全然わからない。普通はここでハードルを感じて諦める人が多いと思うんですよ。「やっぱり私には無理か」となる場面。
でもClaude Codeは違った。「エラーを読んで原因を特定する」という作業まで、AIがやってくれた。私が必要だったのは「動いていない」という一言だけ。エラーコードを解読する必要も、原因を考える必要も、修正方法を検索する必要もなかった。
何度もエラーが出た
正直に書きます。アプリを作っている間、エラーは1回じゃなかったです。何度も出た。そのたびに「ここが動かへん」「この画面がおかしい」「このボタンが反応しない」と伝え続けました。Claude Codeはそのたびに「わかりました」と言って直してくれた。
私がやったのは「何がおかしいか」を言葉にすること。それだけです。
- 「この単語の表示が小さすぎて読みにくい」
- 「次へボタンがスマホで押しにくい場所にある」
- 「地域別(スペイン・コスタリカ)で切り替えられるようにしたい」
「スクショ(スクリーンショット)+一言で報告」というやり方が一番スムーズでした。画面のどこがどうおかしいかをスクショで見せながら「ここが変です」と言うだけで伝わる。

ITど素人に必要なスキルが変わった
今回の体験で実感したことがあります。昔は「プログラミングができる人」と「できない人」の壁が高かった。エラーが出たら自分で読めないといけない。検索して、原因を特定して、修正方法を見つけて……という作業を全部自分でできないと前に進めなかった。
今は違う。「何がおかしいか」を言語化できれば、エラーを解決できる時代になってきた。エラーコードを読む能力より、「どこがどうおかしいか」を観察して言葉にする能力の方が大事になってきている。
これ、50代のITど素人にも十分できることやと思うんですよ。むしろ日常生活で「なぜこれがうまくいかないのか」を考える力は、経験を積んだ大人の方が持ってるかもしれない。

まとめ
- 「動かへん」と日本語で伝えた ✅
- スクショ+一言で問題を報告した ✅
- Claude Codeがエラーを見つけて修正してくれた ✅
技術的な知識:ゼロ。エラーコードを読んだか:一切読んでいない。必要だったもの:「何がおかしいか」を観察して言葉にする力だけ。
次の記事は完結編です。できあがったアプリをWebに公開した話を書きます。URLができた瞬間の感動、正直に伝えます!


コメント